尾長57cm♪

グッドコンディションの55.5cm、3.2Kg

 <<はじまりはここから>>
宇和海・三浦湾の伊井渡船さん。今年の春にチヌ狙いで4回チャレンジ、全てボーズ。しばらく足が遠のいていた(笑)そこで趣向を変えて、船かかり釣り。8月後半のまこっちゃんの釣果はグレ50cm、シマアジその他で大漁。グレの50か〜、一生に一度は釣ってみたいな〜。シマアジも旨そうじゃな。エギングでアオリも!面白そうじゃ♪一回行ってみたい♪

 まこっちゃんに聞いてみると休日の予約はまず無理とのコト。いろいろと教えてもらう。9月中旬に予約状況を確認してみる。やはり、休日は厳しい。まして、船舶免許を持ってない私には無理そう。船長「もし、空いてたら連絡しますネ」残念ながら連絡はなかった・・・

 しばらくして、まこっちゃん船長からメール「ちょっと先なんじゃけど、来月中旬過ぎに予約取れたヨ、行く?」「行く!行く!」

 <<準備>>
仕掛けやらなんやら準備開始!クーラーに腰掛けて釣るため、100均で座布団代わりの台所マットをGet。ウキも4号負荷という事で、大昔チヌ釣りで使っていたクジャク羽ウキと転がっていた発砲棒を組み合わせて自作、なんとか使えそうなのが2本できた。後はごそごそ探してみると適当なのが1本あった。

 これだけでは、心許ないので二個入り120円の玉ウキ(良く見かけるオレンジ&黄色のやつ)を環付きにしたものを4つ。これだけあればなんとかなるかな。ウキ止めも深めの3本、ゆみちゃん用2.5本にセット。クーラーも35Lと20Lの二つ。椅子代わりではあるが。

 <<延期>>
ここの所、週末ごとに天気が悪い。週間予報もぐずつきそうな感じ・・・わくわくしながら、ようやく前日を迎える。夕方まこっちゃんメール到着♪「明日はシケるんで嘉島まで行けん」って。え゛っ〜、うそ!?沖までいかないと良型のチャンスはないらしい。無念ながら、延期する(涙・・・)ちょうど、2週間後なら空いているということでそこを予約しといてもらう。ゆみちゃんもその日は休みが取れて3人でのチャレンジ決定!

 <<出発>>
またまた、週間予報では芳しくない天候のようだったが、なんとか後ろにズレてくれたようだ。ラッキー♪22時、会社近くのコンビニで待ち合わせて出発。釣況は上向きらしい。ただ、型が・・・グレ30〜35cmクラス中心で40オーバーがたまに混ざる程度との事。先週はヒラマサが当たったらしいが、ここのところはアタリなし。依然エサトリのウスバ、アイゴが多いと言う。対青物用に4号ハリスまで準備したが、出番はないかな。まこっちゃん曰く「2.5号で取れんヤツは少々のタックルじゃ、取れんで!」それもそうじゃな。狙いは"40超グレ"に変更。後は青物を1本釣りたい。途中、休憩がてらエギングでアオリもGetしたい!エサは養殖のペレットである。そして、その量はビックリするぐらい少ないらしい。途中のますだ釣具さんで念のためオキアミを購入。

 船から釣るので、アタリは明快にスコンと入って、ら〜く楽な釣りを想像していたが、前回はまこっちゃんと同行者のグレの数がなんと「20対0」だったとの事。なんかスゴイ微妙なアタリで掛け合わさないとダメのようで、アリ地獄に嵌るとボーズも有りそう。この時点では「まあ、そんなシビアな釣りにはならんじゃろう」と内心思っていた。

 <<当日:11/5>>
仮眠後、5時半過ぎに起床。ちょうど、船長のお父さん登場「この後、テレビでココ写るんで見てやって!」そう、ちょうど「大ちゃんの釣りに行こう」の取材が10月にあったのだ。よっしゃ、予習じゃ(笑)と言っても取材日はアジの泳がせでの青物が目立つ程度、後はエサトリのアイゴ・・・寂しいな〜。参考にならず(笑)まこっちゃんの様子を見に行くと爆睡中。「勇二船長きたよ〜」と声をかけると「んっ!?」となんとか起きた。

 エサのペレットを見ると「えっ、これだけ???」想像以上に少ない。まこっちゃんは3人で2袋あれば十分と言うが、あまりに寂しいので3袋持って行く(結局1袋で済んだ:笑)竿、クーラー、食料を船に積み込み、勇二船長の燃料補給後、まこっちゃん船長の操船で出発、海はベタ凪。

 <<ポイント到着>>
30分弱でポイント到着。「ほう〜。こんなトコか!」はまちの養殖イカダに船をかける。タックルは竿1.75号、道糸3号、ハリス2.5号、針グレ9号、4号ウキでスタート。3人ともほぼ同じ。タナは2、2.5、3本でやってみる。トップガイドだが、以前折れた時にぐにゃりと曲がり、手で戻しているのでちと心配・・・

 <<午前の部>>
とりあえず、エサ作り!しかし、これがサシエになるん?っていう代物。かなり芯が残るがこれでいいという。エサ持ちは悪そう。案の定、慣れていない私とゆみちゃんはエサ作りに悪戦苦闘。なかなか、まともなエサにならない。まこっちゃんは魚が寄り始めたのか、アタリが出だす。が、エサトリのようでなかなか乗らない。私とゆみちゃんにはアタリすら出ない。全く、エサが持っていないようだ。まこっちゃんから、見本をもらう。と、トタンにアタリ!でも、乗らない。(笑)やっぱ、エサが違う〜。延々と練るがなかなか思うような出来にならない。オキアミを撒いて見るとウスバ、サンバソウ、イズスミ、グレ少々が見える。

 オキアミを使って見るが、サンバソウが1枚来ただけ。オキアミではほとんど持たない。そうこうしている内についにまこっちゃんがグレをかけた。35クラス。ええな〜。私達はまったく勝負にすらなっていない。土俵にすら上がれていないようなもの。一生懸命、エサ作りをしていくらかは持ちが良くなったのか、いくらかアタリが出だしてゆみちゃんにアイゴ、そしてグレが来た。私はおいてけぼり。いつのまにか、アイゴも見えだす。ズボ釣り(ウキなしの脈釣り)の方がアタリが出るのでは?とチャレンジ。何度かやって初のグレGet。しか〜し、微妙なアタリのため、船の揺れが邪魔でタイミングを取り辛い。再度、ウキをセット。

 多少、まともなエサが作れるようになり、徐々にアタリが出だして、グレを数枚Get。まこっちゃんは二人の倍以上のペースで釣っている。ハゲのような小さなアタリを掛け合わす!こ「さすがじゃ〜、やっぱグレじゃ敵わんな〜。」好調に釣るまこっちゃん。ついに本日一番サイズが来た。40クラスだ、うらやまし〜。

 そんな中、ゆみちゃんにアタリ!合わした直後はなんなく、寄って来ていたが、途中で、猛然とダッシュ!「ジィィィィィ〜〜〜〜〜」ドラグ音が止まった時には針が外れていた。「残念!、青物じゃったろうな〜!惜しかったな〜!」その後もなかなか出ないアタリと、さらに合わない合わせを繰り返す。ふと穂先を見るとなんか変。「ありゃー、ついにトップガイドが折れたみたいじゃ!」強烈な合わせに耐えられなかったみたい。(1)遠投する必要がない、(2)めんどくさい、(3)釣れそうにない。のでそのまま続行する(笑)

 昼近くになり、アタリも遠のく。「はあ〜、疲れたなあ、休憩する?(エギング行こう♪・・・)」「トイレ休憩でもする?(エギング行こう♪・・・)」なかなか、まこっちゃんに伝わらない。(爆)辛抱せんとこりゃ釣れんってコトじゃな。

 <<エギングの部>>
ようやく、祈りが通じたのか(笑)、ま「エギングでも行くか〜!」という事で嘉島の港に移動。ゆみちゃんトイレ休憩の間にエギング開始。底まで沈めてシャクリながら巻くと数杯のアオリが寄ってきた。「お〜、居る♪居る♪」1杯目なんなくGet。ゆみちゃんが帰るまでに3杯Get。「こりゃ、入れ食い?」と思ったのもつかの間だった。船から釣るのは岸からとは大違い。少し早く船が動くと釣り辛い事この上無し。その後なんとか、ゆみちゃん2杯Get。後が続かない。

 戸島の港に移動。釣り易い水深の場所を選んで、ポツポツGet。まこっちゃん「どうやったら釣れるん?」グレの時とは逆転している「こんな感じで♪」どちらも慣れの差か?食べごろサイズを3人で30杯程釣ってから、いかだに戻る。船エギングは疲れる。なんせ、ポイントだらけ。休憩の暇がない(笑)

 <<午後の部>>
さ〜て、夕方まで2時間勝負だ!竿を予備の1.5号にチェンジ(15年選手:久しぶりに使うな〜)、タナは竿2.5本。針グレ10号。再開直後はアタリがない。オキアミを撒いてもエサトリの魚影さえ見えない。しばらくは暇な時間が流れる。

 余りに暇なので、気になっていた左前方のシモリに向けてエギをフルキャスト!(笑)ちょっと届かない。めいっぱい沈めてシャクル!不発。2投目、シャクル−フォール、シャクル!乗った!その後、3投程したが、疲れたので止め(笑)

 まこっちゃんにアタリが出だしたようだ。私たちの方は午前中のようなエサが作れず、0からのエサ作りに苦労する。まこっちゃんがかけた。ウスバだ!ゆみちゃんがかけた!ウスバだ!お土産用にキープ。まこっちゃんがついにグレをGet!ええなあ〜。また釣った、ええなあ〜。二人して羨望の眼差し。

 もう、ダレダレの雰囲気の中、ふと見たゆみちゃんのウキ。トップが折れて、根元の3〜4cmしか残っていない。こ「ずいぶん、コンパクトなウキになったなあ♪」ゆ「???」本人気付かない・・・しばらくして、ゆ「あ゛〜〜〜、ウキのトップがな〜い!なんで?どこ行ったん???」と慌てている。こ「そんなん、知らんワ!人のウキまで、守りしょうらん!」3人して、大爆笑♪♪♪とりあえず、釣りには支障がないので、そのまま釣り続ける。

 またまた、まこっちゃんがかけた。「ジィィィィィ〜〜〜〜〜」今までのヤツとは引きが違う。ま「ハリスが傷んでいるんで慎重にいきま〜す」と宣言し、やり取り。はたから見ても良型みたい。巻く「ジィィィィィ〜〜〜〜〜」巻く「ジィィィィィ〜〜〜〜〜」巻く「ジィィィィィ〜〜〜〜〜」・・・しつこい引き。何度か繰返してやっと浮いた。やはり良型!明らかに40は楽勝で超えている尾長だ。姿を見せてからもしつこく突っ込んでいたが、ようやくタモに収まった。やっぱ、尾長は良く引くな〜。早速、検寸。「47cm♪」え〜型じゃなあ。本日のハイライトを釣られてしまったなあぁぁ、はあぁぁぁ。やはり、良型尾長の引きはかなり違うらしく、前回の50口太ではあまりラインが出ることはなかったそうだ。

 私の方はなんとか、アタリの3連発だったのだが、
アタリ→「おりゃっ!」と合わす→空振り!
アタリ→「おりゃっ〜!」と合わす→空振り!
アタリ→「おりゃっ〜〜!」と合わす→空振り!
「え〜加減、針に乗らんかいっ!」カンシャク出しそう。

 まこっちゃん、40超尾長追加。「次は絶対かける!」と宣言してから数投目のアタリ「おりゃっ!」と合わす→空振り!泣きそうだ。その後なんとか、1枚聞き合わすようにすると乗ってきた。尾長だ♪でも35cmぐらい。(泣)だんだんと型が小さくなってきた。もう残り時間わずか。型でもかなわないと観念し、とにかく後1枚は!と、さっきのグレはタモに入ったまま、ほっといて次に集中・集中!

 <<ドラマ>>
数投しただろうか、横目で見ていたウキが「チョコン!」と動く。ウキの方に向かうと同時に消しこんだ!!!「バシッ!」と合わすときつめのドラグが「ジィィィィィィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」♪♪♪待ってました!これは尾長じゃな!(であってくれ!)水深はたっぷりあり、左のロープは不明だが、見える範囲にはない。左沖の大きなシモリもかなり距離がある。なにより、魚は「底へ底へ」突っ込んでいるので特に問題なし。心配なのは針の掛かり所だけ。

 時間的に最後に1枚の可能性が高いので、慎重にやり取り、頭の中ではさっき、まこっちゃんがGetした良型をイメージ。やり取りもイメージできているので、全く不安なし。余裕のやり取り。巻く×巻く「ジィィィィィィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」ゆ「早く、上げたら!」こ「いやあ〜、デカイんよ。さっきのまこっちゃんのぐらいで〜、慎重にするワ〜」ゆ「やったネ〜♪、年賀状用の写真になるネ〜」と大はしゃぎ♪♪♪こ「待て待て、尾長は姿を見てからが勝負。チヌなら勝負あったじゃけど。まだまだ分からんで〜」そう、良型尾長は詰めが肝心なのだ!と、どこかで聞いたな(爆)っていうかウキ止めも見えてないんですけど(笑)巻く×巻く「ジィィィィィィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」それにしても、1回に突っ込む距離がさっきよりはやけに長いなあ???ようやくウキ止めが見えた。巻く×巻く「ジィィィィィィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」ぼちぼち、見える頃じゃな〜。竿先、海面下3〜4mぐらいのトコに右を向いた魚影が見えた。こ「うわぁぁぁっっっーーー!デカイ!!!50は超えとるで〜」ま「長い!!!60あるんと違うか〜」ゆ「まこっちゃん、タモど〜ぞ」タモを持ち、構えていたゆみちゃん、まこっちゃんにバトンタッチ。こ「それがええ、まこっちゃん、お願い!m(_._)m(これは万全の状態で挑まねば・・・)」「バレるなよ〜」と祈る。尾長かどうかまでは分からないが、デカイグレには間違いない。しかもイメージしたよりも相当デカイ!

 姿を見てから、急にドキドキしてくる。それまでの余裕のやり取りはいずこへ???慎重に!慎重に!と言い聞かせながら、へっぴり腰でのやり取りとなる。とにかく、竿の角度に全神経を集中!竿とドラグメインでのやり取りに専念。巻く×巻く「ジィィィィィィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」巻く×巻く「ジィィィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」巻く×巻く。こ「だいぶ、引きが弱ま・・・おっと〜〜〜〜」「ジィィィィィィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」弱まったと言い終わらないうちに、ギュンギュン引っ張っていく。やはり、只者ではない。

 何度か繰返しているうちにようやく、竿先の方に浮いて来た。やっぱり、尾長!とてつもなくデカイ!こ「もっと、手前で浮いてくれ〜!!!」船用の玉柄なので1.5mぐらいしかないのだ。「ジィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜」巻く、「ジィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜」巻く、あまり覚えてないが、何度かの繰返しの後、船べり近くで浮き、まこっちゃんが差し出すタモに無事収まった。「ふっ〜〜〜。よっしゃ〜〜〜♪♪♪」と雄叫びを上げる。まこっちゃんとがっちり握手!

 足元にはでっぷりとした魚体が横たわっている。雑誌でしか見たことのない見事な「茶グレ」(大型特有?の茶色っぽい色の尾長)興奮で針の掛かり具合を覚えていないがまこっちゃんによるとがっちりと上あごにかかっていたらしい。まあ、このサイズで飲み込まれていたら、あっけなくサヨナラじゃ〜。良かった、良かった♪検寸してみると「57cm♪♪♪」(後の検量で3Kg)釣った本人が一番ビックリの大型尾長だ。船からとはいえ良く上がったな〜。まこっちゃんの携帯で記念撮影「おっ〜、手がプルプルする〜」重い、重い♪

 もちろん、これでスッキリ納竿&後片付け。(いつもの「ラスト1投!」を何度もするような事はなく:爆)後の二人は当然の如く、続行。数投したが、残念ながらタイムオーバー。

 まこっちゃん船長と宇和海に感謝、感謝! 来年こそは本職の磯チヌ(護岸でもいいけど:笑)「ロクマル」様に会うゾ〜〜〜♪

(こばしん)(2005.11.5)