チヌ道中の面々と北灘湾へ

まぁこんなもんでしょう50cm頭に3枚

 今回は会社の先輩3人が組織する「チヌ道中」のメンバーと宇和海釣行となった。チヌ道中の盛さんとは最近よく宇和海釣行をしているが、残りの2人、ナベさん、ジロさんは初めての宇和海。一度は連れてけ!というリクエストにお答えしての釣行となった。

 行きの車は当然一番下っ端の私が運転。初めての宇和海ということで、ナベさんは特にハイテンション!出発と同時に後でプシュッ!!と音がする。(おいおい(^_^;))ひとしきり宇和海談義ほかをして四国に上陸したあたりでナベさんの電池が切れた。(よしよし)あとは大洲のマスダまで、ひとっ走り。

 マスダで真ちゃん、賢ちゃんと会った。翌日は井伊渡船らしい。情報を交換してマキエを作る。ナベさんは特製の集魚剤を持参していた。これはおもしろそうなので次回使ってみることにした。エサを作ってマスダを出発。運転は盛さんにお願いした。今回は4人ということなので、2人ずつ別れて釣る事にした。盛さん、ジロさんチームとナベさんまこっちゃんチームとした。実はナベさんは大先輩であるが、釣りでは私の弟子なのである。10数年前、地元でフカセデビューしたときに7対1で撃沈させたことがナベさんのフカセ熱に火をつけてしまった。しかし、このナベさん釣りのセンスは抜群で、メキメキと上達し、瀬戸内のフカセ釣りはあっと言うまにマスターしてしまった。今回も宇和海デビューということではあるが、結構やらかしてくれそうな予感がしていた。

 1時間ほどで吉田に到着、盛さんチームは吉田でやることにした。二人を降ろしておいてナベさんチームは北灘に向かう。なぜ北灘かと言うと、最近のナベさんは集中が3時間しか持たないらしい。そのため、午前中を北灘でやって飽きたら宇和島、また飽きた頃に吉田に合流すればちょうどいい!釣りしてドライブしてを繰り返せば飽きずに頑張ってくれるだろうという師匠の配慮である。

 さらに1時間ほどで北灘に到着。しばし仮眠をしたあと5時から釣り開始。ナベさんはのんびり仕掛けを作っている。「先にやってよ!ゆっくりしたくするから」ってことで、こっちは早々に開始する。ここのポイントはなんと言っても朝マズメと夕マズメに大型があたるのだ。のんびりしていられない。1投目からアジがかかる。2投目、3投目・・・アジ、アジ、アジである。準備のできたナベさんも左隣に入る。潮はゆっくりと左から右に流れている。30分経過してもアジ、アジである。そこで作戦変更、マキエはナベさんの仕掛けのさらに左の潮上に集中する。ウキの周りには一切マキエをしない。その作戦が功を奏した。ナベさんの浮きを見て話をしていたときに視界の片隅でウキが消しこんだ。と、同時に竿がひったくられた。反射的にあわせる、「来たデ!!」重量感タップリの引きだ。なかなか底を切らない。ナベさんはすでにタモを持って横に立っている。「これが宇和海のチヌの引きかぁ〜絶対取れよ!」竿でためていても浮いてこないので浮かせにかかる。2度ほど竿をあおった瞬間、プチン〜「あれあれ??(@_@)」「外れた??」仕掛けを回収すると、前回の宇和島同様2.5号ハリスのチモトが切れていた。「なんで〜〜」と言って釣り場に崩れ落ちてしまった。2釣行連続バラシはかなりダメージを受けてしまった。

 その直後にこばしん夫婦が登場。「どんなぁ〜〜」、「い〜〜ま、バラシてしもうたわ」「最近多いねぇ・・バラシ」こばしんはこの先のポイントに入るらしい。しばし話をして釣り場に向かった。

 そこから1時間くらいアタリはなくなった。20mほど左にある藻とロープが気になるので、本命ポイントはナベさんに任せてちょっくら偵察に行くことにした。しかし一度もあたりがない。潮もまったく動かない。30分ほどやり、あきらめがついた。元のポイントに帰り、「潮が止まっちゃいましたねぇ〜」と言ったら、「いま動きだしたデ!」とのこと。それはチャンス!もとの釣り座にもどって釣りを再開する。アジが居ないのかエサが残る。3投目、きれいにウキが入った。これは本物!エィッ!とあわせる。乗った!!朝ほどの重量感はないが、それでも結構引く。なんと言ってもバラシが続いていたので、チョー慎重モードで魚を寄せる。ジワジワと浮いてきて、ナベさんのタモに納まったのは50cmクラスの良型。弟子の前で50クラスを釣れて、ヤレヤレと言ったところだ。ちょうどこの後盛さんチームから連絡が入り、吉田でもこの時間に50cmが1枚釣れたらしい。

 釣りを始めて4時間が経過したがナベさんは辛抱にやっている。その時ナベさんがあわせた。「キタッ!!」エサトリとは違う竿の曲がり。「慎重にやりとりしてくださいよ!」といって仕掛けを回収し、タモの準備をする。「あんまり引かないぞ・・・」浮いてきた、あれあれ?!?!小さい。とりあえずタモに入れたが、どうみても30cm。なんで??「こんなん釣りに来たんじゃねぇぞ〜〜」

 またアタリの無い時間が続き、退屈なのでナベさんと付近を散歩する。50クラスのチヌがちらほら、アオリイカもたくさん見えた。釣り場に戻ってからも魚の気配はないが、ナベさんは相変わらずマジメに釣りを続ける。こっちは逆に退屈してこばしんの様子を見に行く。チヌはゴマンと見えるが、食ってこないらしい。少し話をして、釣り場に帰ってみるとナベさんが1匹35cmクラスのチヌを追加していた。早速こっちも釣り開始、左にある作業イカダの際を狙って仕掛けを入れること数度、ウキがきれいに入った。適度な引きであがってきたのは40cmクラスのチヌ。どうも日中はこのクラスが主体になるみたいだ。

 12時、相変わらずナベさんはマジメに釣っている。「型が小さいので別のポイントやってきます!」なんのことはない、辛抱がないのはこっちのほうだ。300mほど離れた別のポイントで1時間半ほど竿を出したが気配なし。釣り場に帰ってみると、ナベさんは寝ていた。私が車で移動していたため、車に置いてあった昼メシが食べられずにビールばかり飲んでたら眠たくなったとのこと、すんませんでしたぁ(^^ゞということで、一緒に昼メシ、吉田も釣れてないみたいだし、このまま夕方までやりましょう!と言って、しばし二人で昼寝タイム。

 14時半、そろそろ潮も下げてきて、いい時間帯に突入するはず。釣りを再開する。ナベさんもすぐ起きてきて、再開。しばらくしてナベさんにアタリ。最初の2匹よりはよく引いている。心地よい引きを楽しんであがってきたのは40cmクラス。だんだんサイズはよくなっている。「夕方は一発、宇和海サイズを釣ってくださいよ!!」

 その後も雰囲気はいいのだが、アタリが続かない。17時、潮は満ち潮に変わっている。足元をかすめて左沖に出る満ち潮をナベさんが攻めていた。何度か同じ位置でウキがシモる。「あわせてみようか?」と言うので、「空振りしたときに魚が警戒心をもったらいけんから、そっと仕掛けを張ってみましょう。」で、仕掛けを張ると手ごたえはなく、エサも戻ってきた。ますます怪しい。次の1投、やはり同じ場所でウキがシモる。しかし今度はすこしずつ確実に沈んで行く。「魚デス!」「オッシャ!」アワセが決まった。結構引いているが、糸を出すほどではない。あがってきたのは40cmクラス。その数投後もまったく同じパターンで40cmクラス。ここでナベさんはマキエがなくなり終了。こっちもあと2投分ほどしかマキエがない。「マコ!こっちでやってみ!」ナベさんが2枚取ったポイントで最後の勝負。仕掛けをポイントにいれるが、潮が止まったのかウキが動かない。ウキの頭に最後の2杯のマキエを入れると、マキエだけは左に流れていく。ん??なぜ??マキエがないので、ナベさんの余ったサシエを手で握ってウキの潮上に撒く。いい感じで仕掛けに向かってマキエは落ちていく。そろそろ同調するころだ、と思った時ウキがジワジワと沈んで行く。間違いない、チヌじゃ。バシッ!!乗った〜最後に大型を!と期待したが残念ながらまたまた40cmクラス。エサもなくなり納竿とした。

 急いで片付けて吉田に向かう。17時くらいにはやめましょうと言ってたのに、最後のアタリラッシュのために18時近くなってしまっていた。吉田では盛さんが47cmと50cmを2枚取っていた。横にきてチョコチョコっと釣っていたファミリーが60cmクラスのチヌを釣ったらしい。わからんもんです。今回釣れなかったジロさんは残念だったが、ナベさんはおそらく宇和海のチヌにハマって行くと思われる。多分、近いうちにリベンジに行くのは間違いない。

(まこっちゃん)(2005.4.29)