夏チヌ52cm&入れ食い

左からたけちゃん&50cm、わたし&52cm、真ちゃん&48cm

 今回はたけちゃんと釣りに行こう!ということで、たけちゃんの得意ポイント(八幡浜)に行くことになった。真ちゃんも誘ったら行く行くってことで、7月3日の朝イチで出発した。しまなみ海道を渡り、8時半に東予のたけちゃんちに到着。たけちゃんの車に荷物を積み替えて3人で出発!8時半だというのにものすごい暑さ。磯靴なんか履いてたら暑くて釣りにならんよ。というたけちゃんの指示で2人は急遽サンダルを買う。たけちゃん、真ちゃんは半ズボンをはいているが、私は長ズボンをはいていた。それを見てたけちゃんが、半ズボンがもう一着車にあるからそれをはいたらエエよ!ということで半ズボンも借りることとなった。。。(バカンスに行くのか?!)

 11時に現地到着?!。ただの道路端じゃん。しかも防波堤が高く海は見えない。防波堤の切れ目から海を見ると釣りやすい足場があった。この護岸から釣るらしい。100mほど横のポイントに2人ほど人影がある。どうやらプーさんとKUNさんのようだ。とりあえず17時くらいまでここでやって、夕方は別の場所でやろうってことになった。車をとめ、準備をしてからポイントに向かう。重たいマキエを持って釣り場に到着。暑さですでにフラフラじゃ〜。プーさんとKUNさんに挨拶に向かう。「お久しぶりで〜す、もうストリンガーが出てるじゃないですかぁ!」40cmくらいのマダイが掛けてあった。プーさんのウキをみると足元にある。「そんな手前で釣れたんですか??」「うん、ここよ。ここで3ヒロあるんよ」それにしても竿下でマダイが釣れてるのには驚いた。「となりのポイントで釣りま〜す」と挨拶して、ポイントに戻る。

 3人で場所を決め、釣り場にあるロープの右に私、左に真ちゃんが入り、たけちゃんは潮の流れをみて有利な方にはいることになった。(おいおい!そんなんありか!)で、たけちゃんは真ちゃんより左に入ることとなった。マキエを十分打った後、仕掛けを作り第一投。あろうことか潮は右から左に流れている、一番潮上ではないか・・・たけちゃんはしきりに「ここは右に流れたほうが釣れる」とかなんとか言っている。どうも一番左に入ってマキエ係になってくれようと思ったらしい。。。

 とりあえず潮上にマキエを打ち、正面に仕掛けを入れロープまで流す。タナは4ヒロとっているので1ヒロ分が遊動になっているのだが、仕掛けが入っていかない。どういう潮加減かわからないが、まれにこういうことが起こる。ウキはBの負荷のもので、ハリスにG2を打っているのにウキ止めまで仕掛けが入らない。もう一つG2をウキの直下に追加した。何投かしてダメなので仕掛けを変える。0.5号のウキに3Bを2つ追加した。極端すぎるかもしれないが、このパターンの時は案外ズドンと落としたほうが効果がある。

 仕掛けはすんなり入るようになり、その2投目にロープのあたりでウキがペコリとしたあとスーっと入っていく。バシッとあわせた。空振り。2人が「ビックリするじゃん!」「もう来たのかと思った」と非難ごうごう。風と流れが逆で水面の道糸が予想以上にひっぱられている。仕掛けがはいらなかった原因の一つはこのあたりにもありそうだ。重い仕掛けにしても、道糸の修正にかなり神経を使う。そうこうしているととなりのポイントで立て続けに竿が曲がる。プーさん、KUNさんがマダイを追加しているらしい。

 釣り始めて2時間経過、みんなクーラーの上に座ってのんびりムード。潮は相変わらず左に流れ、ロープのあたりまで流れたところで何投かに1度はウキに変化がでる。エサは取られたり残ったり。真ちゃんはロープのあたりから流しているが、ウキが結構沈むのにあわせても乗らないと言っている。そういっているうちに真ちゃんのウキがいい感じで沈んだ。「これは来たデ」といいながらアワセを入れる。「あれ〜なんで〜」エサがそのまま残ってきた模様。(怪しい・・・)その直後たけちゃんが「あれ、あれ??魚?」と言いながら竿を立てた。魚が居食いしてたらしい。竿はいい曲がりをしていて、良型だと一目でわかる。やりとりの末ゲットしたのは体高のあるいい型のチヌ。50cmあった。まだ白子をだしている。やはり真ちゃんのアタリはチヌだったみたいだ。

 そこからまた沈黙が続く。エサトリすら釣れない。エサトリはこの時点でたけちゃんの釣った15cmほどのアジのみ。この時期にこれだけエサトリが釣れないポイントもめずらしい。時計は14時を回った。干底を過ぎ潮は満ちはじめているはず、なのにあいかわらず左に潮は流れていく。30分くらい前から水面の風がやみ、仕掛けが素直に流しやすくなっていた。ロープまであと50cmくらいに近づいたウキが静かにゆっくりと、沈んでいく。エサトリのアタリならすぐ浮いてくるが、浮いてこない。。。大アワセ!乗った!ロープの向こうに一気に走った。ロープは水面付近にあるため問題ないが、竿が立てられない。竿を右に倒したまま走りに耐える。締めこむたびにドラグから道糸がジジジッ、ジジッと出て行く。強い引きを竿でためてこらえるとだんだんと魚が寄ってきた。良型だ。たけちゃんがタモいれをしてくれてランディング成功。スリムで小さく見えたが結構長くて52cmあった。このチヌも白子をだしていた。このあたりはのっこみが遅いのか?!魚をストリンガーに掛け、釣り再開。その2、3投目、またロープの際で当たった。あわせると乗った!こいつは走らない。竿でためているとすんなり浮いてきた。40cmのかわいいチヌだった。

 3人で釣りをして、2人が釣ると残った1人の運命は・・・いわずもがな、釣りとはそういうものである。かくして真ちゃんがビンボークジを引いたようだ。「両側で釣れてどして真ん中で釣れんのんよ!!」とかブツブツ言いながら釣っている。そうこうしているとその真ちゃんのウキが50cmほど入ったまま動かない。早くアワセを入れたらいいのにやけに慎重だ。「道糸が走らん・・・」とか言いながら待っている。満を持して大アワセ!乗った!竿のパワーを試すように竿を立て、まったく糸を出さない。じっと耐えてだんだん魚も浮いてきた。たけちゃんがタモですくう。これも結構スリムなチヌだ。とりあえず3人ともチヌの顔がみれたと喜んでいたが、検寸してみると48cm。「どうしてボクのは50cmないん!!」とまたブツブツ。。。

 その後真ちゃんが40cm弱のコロダイをゲットして、17時に第1ラウンド終了〜たけちゃんは暑さにやられてフラフラ状態。第2ラウンド行く前に体を冷やそうってことでJAによってアイスクリームと冷たいお茶を補給。冷えたお茶のなんとおいしいことか。リフレッシュして次のポイントに向かう。

 5分ほどで到着。しかし誰も車から出ようとしない。2人はエアコンのとりこになったようだ。「誰かマキエしてきて〜」だと。そんなら!ってことで出撃!先に釣ってやるワイ!道具をもってポイントに行きマキエ開始。仕掛けを作ってたらもう2人は車から出てきた。「ゆっくりしたらええのにぃ〜〜」といったら、「涼んで元気になった」って。

 着いたときに吹いていた風がピタリと止んだ。夕凪だ。蚊がでてこないか心配だったが、どうやら蚊は居なさそうだ。海に向かって左から真ちゃん、私、たけちゃんの順でポイントに並ぶ。潮は左から右に流れている。手前、沖と3人で探るがまったくなにも釣れてこない。19時をまわり、あたりはだいぶ薄暗くなってきた。雰囲気はいいのだが釣れない。それに夕まずめを釣るには少し水深が深そうな気がしたので、少しまわりのポイントを見て歩いた。50mほど離れたところの道路沿いに大きなシモリがあるポイントを発見。水深は2ヒロくらいで釣りやすそうだ。ボラの群れも見える。

 「ちょっと浅いとこ釣ってきます」って言って、竿とタモとバッカンを持って移動した。3ヒロで釣り開始。潮は動いていないのかウキはじっとしている。少し動いてたらいいのに〜と思いつつ仕掛けを回収しようと思ったら根がかり・・・なんだそれで動かなかったのか。見た目より浅いのでウキ下を2ヒロ半にあげる。それを機会に早めに電気ウキに交換した。仕掛けを入れて2人の方をみる。ん?!たけちゃんがやりとりしている。(やられたぁ〜あっちが正解だったかぁ〜)タモ入れを見届けて、自分のウキに目をやる。電気ウキがユラユラと沈んでいくではないか。半信半疑であわせると沖に向かって一気に走った。「デカそう!」と叫ぶと、たけちゃんが飛んできた。なにせ大きなシモリの向こうで掛けたもんだから慎重になる。右にももう一つシモリが見えていたので、シモリとシモリのあいだを寄せてくるしかない。沖で止まるとあとはゆっくり寄ってきた。「あれれ??思ったより小さいかもです・・・」タモに入ったのは45cm級のチヌだった。遅れて見に来た真ちゃんも「デカイなんて叫ぶから見にきたのにぃ・・・」とブツブツ。「失礼しました〜!!」2人のポイントまで魚を運んでクーラーに入れ、釣り場に帰りすぐ仕掛けを入れた。仕掛けがなじむと同時にウキが沈んでいく。アワセをいれたら乗ってきた、「またまたきましたぁ〜!!」2人の反応はなし・・・狼少年は信用してもらえなかった。実際釣り上げたのは40cm級。魚をクーラーまで持って行き、こんどはクーラーをさげて釣り場に戻る。クーラー持ってきたら釣れなくなるんよねぇ〜〜と思いつつ。どうも2人も同じ会話をしていたらしい。

 で、次の1投、キタァ〜〜ッ!35cm級、また次もキタァ〜〜ッ!35cm級、その次も35cm級。なんと電気ウキに変えて5投で5匹。どうなるんじゃろうと思ったが、5投目で仕掛けがトラブルを起こし、復帰までに10分を要した。これでジ・エンド。じあいは過ぎ去っていた。21時前までやったがアタリはなく、そこで納竿とした。

 結局この日釣った魚は全部で7匹。すべてチヌ、エサトリはゼロ。7月にこんなことってあるのだろうか・・・と。わからんもんですねぇ。

(まこっちゃん)(2004.7.7)