釣っちゃいました「ロクマル」!!

60.3cm、4.7Kg盛さんと56cm、3.2Kg

 今年に入って仕事が忙しく、3月も中旬を過ぎているのにまだ一度も宇和海に行ってない状況の中、会社の先輩である盛さんから宇和島に釣りに行こうというお誘いがかかった。ずっと休日出勤が続いていたので、そろそろ息抜きも必要じゃ!と、二つ返事でOKした。

 最近勇二君のとこ(井伊渡船)が好調だよと、真ちゃんから聞いていたので、自分の気持ちとしては渡船で行きたい気持ちも半分あったのだが、初心者の後輩もついてくるってことで、地回りの護岸でってことでOKした。久しぶりの宇和海だし、竿を出せるだけでもよしとしよう!

 出発の金曜日、後輩が風邪をこじらせてドタキャン!おいおい、盛さんと二人かや〜。この盛さん、なにがすごいってイビキがすごい!真ちゃんもすごいけど、そのさらに上をいくキョーレツさ、仮眠はまず困難。と、なると運転手が1名減るってことは致命的なことになるのだ。運転手確保のため、こばしんを誘ってみようと探したがみあたらない。もしや、今日から釣りにいってるのか??

 相当の覚悟を決めて夜23時出発!途中大洲のマスダでエサを仕入れた。運良くこの日は高好くん(息子さん)が夜の番だった。高好くんがエサを出してくれる日はなぜか釣れる。お父さんの日は釣れない。。。(お父さんゴメンナサイ。。。私の腕をお父さんのせいにして。。。)なので、内心「ヨッシャ!!」と思った。高好くんが「井伊さんで行くんですか?」と聞くので「今日は渡船に乗らずに地回りをやってみます。どこかいい話はないですか?」と聞いてみると、「昨日、九島で54頭に一人で12枚釣ってましたよ〜」とのこと、九島か・・・と心が動く。

 まぁ、とりあえず宇和島を目指して出発!まずは三浦の地磯をやってみようということに決まり、3時半に現地に到着。いよいよ恐怖の仮眠タイムである。去年一緒に北灘湾に行ったときはワゴンRに二人きり。先に盛さんに寝られてしまったため、一睡もできなかった。グァ〜〜〜ッ、グッグッグ・・グ・・し〜〜(約1分)〜〜ん・・ゴォ〜〜〜!!の繰り返し。怖いのがこの1分の沈黙。(あれ?息してない?・・・あれ?・・・大丈夫?・・・死んだか??)と思ったころに最後のゴォ〜〜〜!!がくるのだ。延々それを2時間くらい繰り返すとかなり精神的にダメージを受ける。そして今日も「その時」がやってきた。とりあえずビールをプシュッ!と開けグビッと飲んで、「盛さん。私が寝るまで寝たらダメですよ!」と念を押しておいて、おやすみなさ〜い。盛さんもホントに私が寝るまで待ってくれてたようで、すんなり眠りにつけたのでした。とおい夢のむこうでかすかにグァ〜・・ゴォ〜・・と聞こえてくるが、寝てしまったらこっちの勝ち(^o^)しかし、ここで尿意が襲ってきた。我慢してたが、限界。トイレに行ってしまったのだ。これで目が覚めてしまった。時間は5時前。それから6時までの1時間はご察しのとおりの展開だった。

 完全に夜が明けたので、まずは朝の散歩。あたりの海をのぞきながら歩く。10分ほど歩いて50cmくらいのチヌが1匹見えた。盛さんと50mほど離れた場所で釣り開始、しかしイソベラのオンパレード。8時半くらいに潮が変わってイソベラすら釣れなくなった。退屈なのでこばしんに電話してみる。(たぶんあそこにいるだろうなぁ・・・と想像しつつ)「どこで釣ってるン??」「勇二くんとこで、×××でやってるんよ」(正解!(^o^)丿わかりやしぃ〜)「実は隣の隣の湾にわしもおるのよ!」と言ったらビックリしてた。お互い釣れんのぉ〜となぐさめあって電話を切る。

 9時半になっても状況は変わらないので、盛さんおすすめの波止に移動を決定!!宇和島湾の奥まで帰ってきた。携帯をみるとこばしんから電話とメールが入っている。「場所変わるなら吉田がいいんじゃないの?」だと。電話して、「もう次の場所にはいったんで、ここがダメなら動きマス!」と伝えて、10時過ぎに第2ラウンド開始。

 ここは先月盛さんが2人で7枚ほど釣ったポイントと言うことで型はあまり期待できないが、チヌの顔はみれそうだ。1投目、潮もほどよく流れ、ウキがシモる。久しぶりのアタリに大アワセ。なにか重いぞぉ・・・あがってきたのはヒトデ。2投目、またまたウキがシモる。またまた重い・・・あがってきたのはナマコ。どうなっとるんじゃい!!そこから向かい風が強くなってきた。寒いので防寒のズボンを履きに車に帰る。車についてドアを開けたらなんとあったかいこと。思わず乗ってしまった。しゅ〜〜っと体の力が抜けてオヤスミモード。そこに真ちゃんの電話が。「どんな〜」「いま、寝てた。三浦も宇和島もダメじゃ〜」と言ったら「どうせなら吉田まで戻ったら??まこっちゃん、去年あそこに宿題残してきてるじゃろ〜」とのこと。確かに吉田の波止で去年3連発で切られている・・・こばしんも吉田、真ちゃんも吉田、これは吉田に向かえということか・・・と考えつつ、またまたオヤスミモード。おなかがグ〜〜ッとなって目が覚めた。ってもう12時過ぎてるじゃん!1時間半くらい寝てた(@_@)

 盛さんところに戻って昼飯を食べる。「どんなですか?」「よく寝てたねぇ〜サッパリよぉ〜」との事。メシを食べて2投程したが気分が乗らない。吉田も気になる。「吉田行ってみません??」ということで移動決定!(しかし、この移動を繰り返すのは悪いパターンじゃ・・・)

 14時半、吉田に到着。宿題を残している波止は置いておいて、別の波止に入る。1時間くらいしてもなんの反応もなし!そういえば9時くらいから魚を1匹も釣っていない。ここで決断!「盛さん、二手に別れましょう!宿題を残している波止に行って来ます。釣れたらお互い電話して、そっちでやりましょう!」ということにして、盛さんを置いておいて波止まで移動。

 すでに16時前、あきらめムードムンムン。波止に座り込んで、マキエをガンガン撒く。30分もしてると、電話が・・・「釣れたど!50cmはありそう。まだいけそうだから帰っておいで」とのこと。飛んで帰った。50cmはおろか、55cmはありそうな見事な魚体。自己記録ですね!と握手して、二人で大喜びした。

 とりあえず10mほど横に入って、マキエを打つ。仕掛けを入れたら「もう少し沖よぉ〜」とのこと。ま、いいかと思って追加のマキエを打つ。なんか、今にもウキが入りそう・・・と思うが早いか沈んでいく。ゆっくりと確実に。1mくらい沈んだところでチヌと確信してあわせる。キタッ!!かなりの手ごたえ。なかなか底を切らない。竿の弾力で耐えて少し浮いてきたら今度は左にあるシモリにガンガン突っ込んでいく。「止まれぇ〜っ」とさけびつつ、魚をこちらに向かせる。盛さんに、「魚が寄ってるのでドンドンマキエ入れて〜!!」とお願いする。魚が見えた、50cmは超えてそうだ。盛さんにタモをお願いして無事ゲット。指でざっと測って53〜54cmってとこか。二人とも50cmオーバーを見れてホッとして握手。「これで帰れるねぇ〜」と私は満足、「でもまだまだ釣れるぞ」と盛さんはやる気マンマン。

 ハリスを点検して、針を結んで第2投目。盛さんも仕掛けを作り直して次の1投。5mほどはなれたところにウキが並ぶ。「まこっちゃんのウキは今にも沈みそうじゃのぉ」と盛さん。「気持ちで負けたらダメよ〜」と言うが早いかウキがまたゆっくりと、確実に沈んでいく。覚悟を決めてバシッ!乗った!しかし、コイツもさらに強い。。。幸い沖に向かって泳いだので、竿でためる。左のシモリにいかれたらマズいので、今度は沖で浮かせることにした。リールをほとんど巻かず、竿の弾力で引きに耐える。ガバッ!!30mくらい沖で浮いた。「デカッ!」去年の58cmを思い出すようなデカい口。そこからは慎重に相手を怒らせないように静かに寄せてくる。さっきのチヌより2まわり以上デカそうだ。盛さんにタモいれをお願いして、無事ゲット「重い!あがらん」と言いながら盛さんが足元まで上げてくれた。「なにこれ?(@_@)」尋常じゃない体高と魚体の厚み。これはもしや?と思いつつ、手尺で測ってみる。3つある。。。二人ともメジャーを持ってない。。。トランク大将の蓋に50cmのラインを引いてあるので、車までクーラーを取りに行く。クーラーを持って、(釣り場に帰ったら盛さんがまた魚を掛けてるのでは・・)帰ってくると案の定、やってるやってる。「デカそう?」「いや、そうでもない。あれ?赤い・・・」「ざんねぇ〜〜ん」ということで40cmくらいのチャリコだった。

 トランク大将に魚を乗せたら、50cmのラインからちょうど10cmくらいはみ出している。う〜〜きわどい。「帰りにマスダよって測りましょう」ということにして、釣り再開。しかし、ここでパッタリとアタリは止まってしまった。6時までやってみたが気配はなし。満足の納竿となった。

 帰りにマスダで計ったら60.3cm、重さはなんと4.7Kg。去年の石丸さんのロクマルより重いぞ!盛さんのは56cm、私のもう1匹は54cmだった。ロクマル釣ったらまた剥製にしてくださいねぇ〜って剥製屋の佐藤さんに言った言葉を思い出した。去年の時点では、もうロクマルは釣れないだろうって思ってたのに・・・まさか。。。そして日曜日、佐藤さんに魚を渡すときに、冬のボーナス一括払いで!と頼んでおいた。

(まこっちゃん)(2004.3.30)