ゴンズイのやまちゃんがマダイのやまちゃんに・・・

やまちゃんとマダイ82cm

 10/27(土) 今回は、プッチ遊潮会のメンバー?3人(本人、A作にいさん、ゆうちゃん)で去年の今頃からはまっている「オブリ釣り」に行って来た。前回は、強風の為目的地にも行けず、船頭さんもいつもの人と違い、挙句の果ては船頭さん本人も釣りを始める始末で散々だった。「今日こそは!!」と3人共気合は十分!!。

 5:30分途中ゆうちゃんを拾って港到着。既にA作にいさんは車から荷物を降ろそうとしている。桟橋の近くに行くと釣り客がいつもの倍ぐらいいる。どうも、磯釣り客も途中まで一緒らしい。

 7:30ポイント到着。磯釣り客を渡したのでいつもより30分程ロスしてしまったみたい。早速、仕掛けを準備し気合を入れて第一投。・・・それからアッ〜と言う間に2時間経過。その間当然の様にアタリなし。それどころか先程から隣の親子連れで来ている小学生兄弟の仕掛けがどんどんこっちへ流されてお祭りし放題。アタリが無いのに加えてのさらにこの状態に徐々にイライラが募ってくる。(冷静に考えると水深50M〜90Mの底を取るこの釣りはチョット小学生には厳しいような・・・。本人もなんか持て余してるみたいだし)周りとお祭りしては申し訳なさそうなの顔の小学生を見ながら(たくましく生きろよ・・・)と思いつつ、次第に集中力が切れて行く自分にカモメだけがやさしく微笑みかけてくれているような・・・。(涙)

 気が付けばもう10:00過ぎ。相変わらずアタリなし。A作にいさんは、アコウの25〜35センチを2枚程あげて満足顔。(やばい、なんか焦ってきた)っとその瞬間、A作にいさんが怪しげな動き。「もしかして、またヒット?!」竿先を見ると「ゴツッゴツッ」と鯛っぽい引き。ニヤニヤしながら数分間格闘の末、見事55.0cmの真鯛ゲット!!

 11:30過ぎ、突然船長さんが「それ、魚のアタリじゃろうがぁ」の声に思わず自分の竿先を見る。・・・が反応なし。(人に言われてアタリに気付くほど素人じゃなっかったことにホッと胸を撫で下ろす)あらためて船長さんの目線の先を追って行くとナント!!あの小学生の竿先に鯛らしきアタリがぁ〜!!「やるじゃん、がんばれ!!」と言いつつも、今にも心の叫び声(バラせ!!切れろ!!たのむ!!)がこぼれそうになる。・・・が願いも虚しく?40センチ級の真鯛をゲット!!その時の状況はこんな感じだろう。真鯛←真鯛をうれしそうに見つめる小学生←引きつる笑顔とうらやましい顔がゴチャ混ぜになって小学生を見る(睨む)自分←その姿をあわれそうに見るA作にいさん。

 また気が付けば13:00過ぎ。何とかアコウのちっちゃい奴を1匹ゲットしたものの、相変わらずアタリ薄。周りの釣人は、40〜50センチの真鯛や型は小さいがアコウも結構あがっている。(なぜだ、なぜ俺には釣れない?!腕なのか?運がないのか?なんか焦ってきたぞ?!落ち着け落ち着くんだ!!。原因を分析しよう・・・あっ!!そうか竿だぁ?!竿のせいだ?!確かに俺の竿は安いバスロッド。ワンピースでどこに行くにもみんなから邪魔物扱いのバスロッド。初心者にはこれで充分と言われて買ったバスロッド。周りを見渡すとみんな2万〜3万円のシャクリ釣り用の竿じゃないか!!よし、原因は解かったぞ。後は手に入れるだけだ。と運の良いことに横をみるとA作にいさんの竿も良い竿じゃないか。しかも、既に真鯛をゲットしている別の釣人と楽しそうに話をしている。どうする?事故に見せかけて突き落とすか?やっやばい、こっちを見たぞ。殺気に気づいたのか?そっそうだ!!素直に借りよう)「A作にいさん、その竿チョット使わせてぇよぉ」とさりげなく言ってみる。「しょうがないなぁ」と言われながらあっさりゲット。早速使って見るとさすがに感度抜群!!やはり原因はこれだと確信するが・・・。

 またしても気が付けば14:00過ぎ。納竿まで後1時間。(マズイ!!本格的にマズイ。これじゃぁ釣りは道具じゃなくて腕って事をA作にいさんの為に証明してあげてる様なもんじゃないか!!しかもなんだ!!さっきからチラチラ勝ち誇った目でこっちを見るのはやめろ!!)っと思っていた瞬間?!「ゴソゴソ」何やぁ?根がかりかぁ?と竿をあおって根がかりを回避した瞬間!!「ググッ」と竿が引き込まれ、それを見ていたA作にいさんと目があう。「やっと、来たでぇ!!」と、もう一度竿をあおって針がかりさせる。引きの感じから、もしかして結構いいサイズ?と思いながらリールを巻いていると船長さんが「そりゃぁ大けぇどぉ、いなさんよぉにゆっくり巻けぇよぉ」とのアドバイス。水深80Mから50〜60Mまで何とか上げて来たところでドラグがグイグイ出て、行ったり来たり。あまりの引きに船長さんが他の釣人の仕掛けを全部あげさせ、まさに一人舞台。みんなの注目を浴びながら、真鯛の引きを楽しむ事約10数分、竿を置き、ビシの仕掛けをたぐり寄せ船縁から覗き込むと何やら大きな気泡が3〜4個浮いて来る?!その奥から何やら赤い影が・・・なんか遠近感がおかしい?と思いつつみんなで覗き込んだ瞬間、「ゴボッ」「うわぁ〜。でかっ!!気持ち悪りぃ〜!!」と現れたのは82センチ7.2キロの真鯛!!「デカ過ぎてタモに入らん〜!!」と1回目は取込みに失敗。慎重に再度挑戦し何とか取込み完了。船上に上げて見ると「でっか!!」と改めて実感。船長さんに写真をとって貰いようやくイケスへ・・・。その後、残りの30分は言うまでも無く放心状態。震える手でタバコに火をつけ真鯛とのやり取りを思い出しながら遠く空を見つめたまま納竿。

 一方、A作にいさんは、新調した竿で自己記録更新も、すっかり霞んでしまった!!55センチの真鯛の後アコウ1枚追加し納竿。ちなみにもう1人のメンバーゆうちゃんは「俺、今日釣りに来てない事にしといて・・・」と一言。

(やまちゃん)(2001.11.5)