
4/25(水)
今日はゆみちゃんの休みに合わせての代休だ。もちろん潮見表とにらめっこの末の決定である。満潮までを横島→昼寝→干潮までを田島の全9時間のハードコースだ!(釣り時間は3+3時間)潮は抜群!先週45、46cmを釣った横島で顔を見て、田島で爆釣(あわよくば型も)の欲張った予定だ。
8:00自宅出発。昨日からの雨もようやく小雨となりなんとか上がりそうな雰囲気。給油+コンビニ+渋滞で横島着9:30頃。「裏道で来れば良かったねえ」とちょっと後悔する。雨は上がっている。念のため持ってきたカッパも不要だ。平日&雨だったためか人も少ない。
【ここで、時間を先送り!先に田島の状況を・・・】15:15釣り場着。最新情報が浜ちゃんから入っている。数は期待できそう。潮はイイ感じで右へ流れている。磯際にマキエを入れて、自作ウキG2でハリス2ヒロの仕掛け作り、合間にマキエ、仕掛け完成!ゆみちゃんはまだ休憩している。そして第1投!イイ感じでトロトロと3mほど流れてじわじわっと沈んでいく。「ひょっとして!」と半信半疑で合わすと「グンッ、グンッ」と首を振る感触が伝わってくる。「うそ〜、もうきちゃったよ〜」と軽口を叩き、まずは1枚目なので竿でためてから、マキエを1投、2投。その時に締め込まれて、なんと藻の中に・・・緩めると竿をたたくのだが、竿で目いっぱいためてもダメ。藻に巻いている様子である。5分ぐらい粘ったが1.5号ハリスでは藻に対抗できなかった。これを見てゆみちゃんも仕掛けを作る。その後、アタリなし。
ゆみちゃん潮上に第1投!「そこはマキエ効いてないじゃろ」と思いながら、ウキを見ていると「ス〜ッ」と絵に描いたようにウキが吸い込まれていく。「本命っぽいなあ!」「ガツン!」やはり、チヌ!35オーバーといったところか?その後、しばらくして私にも「ガツン!」秋チヌなみのパワー&スピード!時に連発、空振り、バラシもあり、ポツポツと追加。マキエを仕掛けに合わせ”気味”にしているとフグが多くなってくる。どうも、外し”気味”の方がいいみたい。要はマキエの周囲、適当なトコへ投げるだけ。ただ、アタリがやや渋い。どいつもこいつもホントに良く引く。ハラミとは思えない。ゆみちゃんいわく「釣り堀みたいじゃねえ」ホント、こんなに簡単に釣れていいの?ってぐらい。年に1回あるかないかの大バーゲンだ。
17:00、ゆみちゃんは「これ以上釣ったら罰があたるね、もう満足した!」と言ってワカメ取りへ。私は型狙いでしつこく攻める。罰があたるかも!結局1〜2枚追加で18:00前納竿。結果43〜30cmを二人で12枚。爆釣である。ワカメもそこそこ取れて、ゆみちゃん大満足!私も地磯で40オーバー&二桁、本来なら滅茶苦茶うれしいコトではあるのだが、今ひとつ不満が・・そう、”型”なのだ。43cmなら通常、まずまず納得サイズである。が、今日はそれなりの理由がある。その理由とは・・・横島でスゴイ事が起こっていたのである。
【時間は遡り、横島の状況を・・・】 竿出しが10:00前と少し遅くなってしまったが、潮位はちょうどイイ感じだ。今にも釣れそう。「自作ウキ使うか?」「使ってみようか!」普段は釣○のウキしか使わないゆみちゃんが珍しく自作ウキを使うという。ハリスは1.25号を1ヒロ。ゆみちゃんは1.5号。この選択が後に功を奏す。昨日からの雨の影響が心配される。しばらくはアタリなし。フグもいない。30分後、ボラのお出まし。更にしばらくして、フグのお出まし。今日はいつもに増してボラが多い。そして、フグも半端ではない程寄ったようだ。サシエがまったく持たない。ハリスをカジカジされて張り替えたばかりのハリスに限って、歯型が付いて上がってくる。頭に来るが、まっ、道糸を噛まれなかっただけ良しとする。仕掛けの投入-回収を短いサイクルで繰り返していく。
11:00を回ったところで、ようやく私に1枚目。38cm。先週の良型を見ているので「小さいなあ」と思わず漏らす。相変わらずフグ、ボラが多い。その間にゆみちゃんは2匹のボラをかけて、奮闘している。ホントのボラのようで強烈に突っ込む。「もう〜いい加減にして!」癇癪を出す寸前だ。しばらくしてようやくゆみちゃんに1枚。39cm。途端に笑顔、笑顔!そうこうしていると12時のメロディが鳴り響く。ほぼ満潮で潮もとろんとしてこのポイントの最高の潮時だ。「これで釣れんかったらダメじゃ」と言いつつ、内心もう終わりかと思っていると私に1枚。タナゴと見違う程にホントに小さい。「こりゃホントにお終いかあ!?」ゆみちゃんが一言「幼稚園児じゃねえ」ほっとけ!釣れんよりはましじゃ!
その次の1投、サシエが頭付きで戻ってくる。そのまま投入。回収。まだ、頭が付いたままだ。「こりゃあ、来とるで〜」「釣れるかなあ?」気合を入れていまか、いまかと待つ二人。5分、10分、15分と時間は経過していく。っが、チヌはあたってこない。相変わらず、サシエは無傷であがってくる。「う〜ん、なぜだ〜、この条件なら釣れるハズなのに」あれだけのフグが潮だけで姿を消すとは考えられない。チヌはいないのか???
仕掛けを点検していると、ゆみちゃんの声「また、ボラ〜!」仕掛けの先を見ると、既にウキが水面に出ている。水深50cm程度のシモリの上に魚がいる。黒い影が見える。手前には水面から30cmぐらいシモリが突き出ている。このままでは道糸が擦れて切れそう。ボラはバレた方がいいのだが、ウキを取られるとかなわないので、私の竿で道糸に角度を付ける。なんとなく胸騒ぎがして魚を見る。「んっ!?影じゃなくて黒い?まさかねえ」今度はじ〜っと15m先を凝視。その間約5秒。左に向いた魚が確認できた。そのまさかだった。「チヌじゃ!45はあるで!」ゆみちゃん「???」(後で聞くと掛けたのはボラだと信じきっていたため、掛けたボラの側をチヌが泳いでいると思っていた)
この場所でのやりとりはまずい。幸いハリスは張り替えたばかりの1.5号。しかし、場所が悪過ぎる。相手も針にかかったことが分かってないのか、付近でじっとしている。相手を刺激しないようにとにかく足場を移動。ゆみちゃん、よたよたと右に数m移動する。幸いチヌはほとんど動かないでじっとしてくれている。さてどうしよう。最短距離を波に乗せて寄せるか?いや、それは危険過ぎる。右に回して手前に寄せてしまえばいいのだが・・・すると勝手に右に泳いでくれた。「ラッキー!」右のシモリさえクリアすれば障害物はない。ゆっくりとじわ〜っと竿で寄せるように指示し、魚を監視。ウキが見えた!シモリの上にでたようだ。もう一息!
「もういい?」「まだまだ、もうちょっと」「よっしゃ!思い切って寄せ〜!」そこで、初めて針ががりに気づいたようかのように2度、3度と突っ込むが竿の弾力を使って結構うまくあしらっている。「あっ、ホントにチヌ!」と最後まで半信半疑でのやりとりだった。無事、私が差出したタモにスッポリと収まった。40cmのタモ網がやけに窮屈に見える。結構デカイと思ってまじまじと見る。”結構”なんてもんじゃない。 「デッ、デカイで〜!これ!」体高があり過ぎて長くみえなかったが、手尺で計ると50は超えている。顔もゴツイ!厚みもある。今まで、内海町で釣った50の魚体と比較すると脅威的な迫力だ!
色々と条件が重なったコトもあるがとにかくスゴイ!の一言。「やられた〜、おめでとう〜」「これ大きいよね〜!」と言葉を交わす。ストリンガーをダブルでかけるよう伝えてマキエを打つが、手が震えてうまくかけられない。代わりにストリンガーをかけながら次の段取りを頭に思い浮かべる。(魚拓、田島・・・う〜ん、福山まで戻って魚拓をお願いしてからでもまだ狙えるよなあ)まだ、やれそうな潮位なので未練はあったが、なんといってもデカイ!魚拓を優先する。
そう決めて、早速、道具を片付け、落ち着ける場所に移動してから、まずは写真。「もっとチヌ上にあげて!」の注文に「重いよ〜」パチパチと数枚。魚拓の段取りを・・・レジャックス2店に電話をするが魚拓を取れる人がいない。地元の釣具屋さんに行ってなんとか取ってもらう。52.0cm!2720g!抜群の体型だ!これじゃあ、重いはずだ。(ただ、魚拓用紙が細長くて額に飾るにはちと問題があった)釣具屋さんの主人も驚く釣果だった。ここで記念撮影もしてもらう。店の奥さんに仕掛けなど聞かれたようで、得意気にしゃべってくれる。血抜き&シメもサービスでしてもらった。(私は次の田島に向けて冷やしラーメンをすすっていた)
「あのウキいいね〜、30,000円ぐらい払ってもいいヨ!」だそうだ。ホントにくれるんかいな?まあ、先週のチヌが去年の11月以来という、5ヶ月間もの長い長いトンネルの後の釣果。そして今日の52cm!恐ろしいぐらいの大型Get率!(帰りにもう1店のレジャクッスにTELすると魚拓が取れるというコトで早速、持って寄った)
祝福しながらもふつふつと大型への闘志が沸いてくる。がっ、簡単に出る型ではない。もう、今日の田島行きは止めようかと思ったが、狙いは的中している。もしかしたら1発出るか?と、「もう、満足したヨ、帰る?」というゆみちゃんを説得し、田島へ向かっていったのであった。もちろん心の中で「ごじゅう、ごじゅう!」と念じていたのはゆうまでもない・・・
(こばしん)(2001.4.26)