賢ちゃん真ちゃん爆釣珍道中

 前週「お化けチヌ64cm」を釣った、ルンルン気分の磯チヌ岡山の賢ちゃんから、「魚拓に文字入れをする人が居ないので真ちゃんの奥さんに頼んでもええか?」と連絡があったのが火曜日頃。水曜日か木曜日にでも家へ持っていくわという言葉に不完全燃焼の 僕は、すかさず「木曜日の20時頃がええよ。竿と道具も忘れんように!」と仕事が休めるかどうかも決まってないままに金曜日からの釣行を決定していました。木曜日の朝、職場でいきなり「明日休むけぇ!」と先手必勝で釣行決定。気持ちは御荘湾の彼方へ先に飛んで行ってました。

 道中のテンションは上がりっぱなし。往路は「今日は爆釣・爆釣」、復路は「次回こそ爆釣!」このパターンで4年間よくも通い続けたもんだと自分なりに感心しながら、の運転。ただ、今回はいつものHIテンションの中にも今までにないもの(新しいパワー:遊潮会が憑いとる?)を感じていましたが、これが現実のことに!午前1時30分ころには菊川へ到着。車は僕たち以外に1台のみで満天の星空の中、明日の大チヌゲットを夢見ていました。

 18日は朝からの強風、グレ釣りの人をツブテの岡へ上げ、船長が一言「こんな日は沖磯が一発出るから隣へ上がる?」引き返すのも面倒でそのまま渡礁。マキエを作って仕掛けを入れども気配なし。ここじゃ僕は釣れん!と最初から弁当船の磯替わりを決めてマキエを撒いてました。隣で賢ちゃんも磯際、沖とやっているが全然ダメで風と日陰 になっていることで体感温度が下がり、10時には磯替わりの準備をすませ船を待つが来ない。寒さの中、磯の上でスクワットをしたり、足踏みをして一生懸命身体を暖めようと努力するが止めると「寒〜い!」といった具合が1時間。11時過ぎにやっと弁当船が。とりあえず延命寺の浜へ降りるが二人ともやる気なし。賢ちゃんなど14時過ぎには止めて、僕の隣でマキエを仕始める始末。内心「おいおい、それって捨てとるだけじゃないの?」(賢ちゃんは好意で撒いてくれてます。)と思いながら負けじとマキエをバンバン打ちまくり、釣りをほっといてマキエ合戦の状態へ突入。先に賢ちゃんが3発撒いたところへ、仕掛けを投入(ただ投げただけで釣れる気配も釣る気もなし)その後へ追い打ちで僕が5,6発打って、賢ちゃんが打つ。15時過ぎに迎えの船が通過。いきなりバッカンを洗い始める賢ちゃん。うんっ?目があった瞬間、  真:「船長呼びましょうか?」 賢:「最後までやればええ。わしは背中が痛いから止めただけ」  真:「まだ、船を片付けてないから携帯へ電話したら来てくれますよ」と言うが早いかバッカンの中身を海へ!結局、釣果は朝のうちに賢ちゃんが釣ったカサゴ1匹のみ。別荘下でやっているこばしん夫婦へ電話したら「4枚ほど釣れとるよ!」の返事で二人とも明日は別荘下と密かに決めてました。

 19日の天気予報は生憎の雨。土曜日なのに10程度でチヌ釣りも5人くらい。逆風の為か?他の人達は絶好調の別荘下の希望なしで、すんなり賢ちゃんと二人別荘下へ!64ポイントに賢ちゃん、まこっちゃんポイントへ僕と竿を並べるが、大潮の満潮と向かい風、雨で思うように仕掛けが飛ばない。10時過ぎに賢ちゃんが1枚ゲット。「小さい!」(実際45cmくらいでも先週のが目に焼き付いているので)この時点で真正面からの向かい風に耐えきれず船着きへ移動したところで、賢ちゃんがもう1枚追加(51cm:少しはましな型)すかさず、賢ちゃんから「まだ居るで〜!替わってここでやりゃ、ええよ。」お言葉に甘えてやること数十分「よっしゃ〜!」上がったのは45cm弱のチヌ。時計をみると14時頃、そろそろ64cmが釣れた時間帯。エサは残って来るしやるで〜ぇ!と気合いだけ入れるが向かい風と雨にギブアップして船着きへ移動。マキエを打って第1投。仕掛けがなじむ頃には「あれ〜ウキが!」ビシッ!「ヨッシャー」45cm超。2投めカサゴ。3投めウキが横へ、ちょっと感触を確かめてみたら「乗っとる。あっはずれた!」針を7号から9号へ換えようとしたとたんに「お〜い、」と声が振り返ると賢ちゃんの竿が満月状態。近寄って、  真:「大きいんですか?」  賢:「動かん!多分大きいで。」 浮いてきたチヌを玉網ですくって賢ちゃんへ。50ちょいかなといったところ。あっ弁当食べてなかったと思い出したように風裏で食べているとまたまた声が!(おいおいどうなっとん?と思いながら玉すけを。今日もこのパターンで終わるで!)と半分諦めて缶コーヒーを飲んでいると、今日も登場マキエ係の賢ちゃん。満足げに道具を片づけ僕の横へバッカンを持ってきて「どこら辺を釣っとん?(とウキを見て)ふ〜ん」と言うと同時にマキエをバンバン打ち始める始末。

 時間は15時30分。これって昨日のパターン?と思いながら40mくらい沖のウキを見ると無い。「ヨッシャー!」ちょっと引くんじゃない?と竿で耐えていると賢ちゃんがいきなり前に置いてあるバッカンを取ってくれて、「どう、これで前に出られるじゃろう!」後は玉すけをお願いして50cm弱をゲット!ストリンガーに掛けて仕掛けの点検をやってる最中も賢ちゃんの献身的なマキエ作業は続いたのでした。

 この1匹を境に王様釣りの時間へ突入。マキエ → バッカン移動 → 玉すけ → マキエ。入れ喰い状態で50cm級が5枚前後(先にストリンガーに2枚居て、ストリンガーに付けれなくなり最後は予備バッカンに水を張り無理矢理押し込んだので匹数は?賢ちゃんはもっと釣っとるじゃろうと言ってましたが、渡船場で何枚も他の釣人に進呈したので覚えているのが全部で7枚、正確にはもっと釣れてたかも?)まあ、しかっし50cm前後入れ喰い状態というのは滅多に無いことで、さすがの賢ちゃんもあきれながら、「おいおい、まだ釣るつもり?」という始末。「もう1枚釣ったらやめます」と仕掛けを入れるとまた釣れる。腕が痛く釣り上げる元気がなくなったので納竿しましたが、もしかしたら次が60オーバーだったかも?

 船を待つ間に検寸すると念願の50オーバー!「ヨッシャー」と賢ちゃんと握手!達成感に酔いしれながら、ついでに賢ちゃんのも測ってみると55cmを超えている!「なんじゃそれ?」っていう感じでいきなり喜びも半減。帰りの車の中で、ぽつりと本音が「50cm級が1時間入れ喰い。ぎょうさん(たくさん・・・です)釣れてうれしいけど、やっぱり55cm1枚の方がエエ!」そんな結末の爆釣釣行でした。

 ただ、遊潮会に入会し念願の50オーバーもゲットし、たくさんの方のお祝いの言葉をいただき感謝!感謝!次は、遊潮会記録を狙うのみですね!だって、磯チヌ記録64cmは破れません。

(うえしん(磯チヌネーム:真ちゃん))(2000.2.23)