まこっちゃん宿毛に散る!

(登場人物)まこっちゃん(主人公)、みずさん(じじい)、ちばちゃん(通行人)

序章 いつもの甘い言葉

 まこっちゃんの「今度2月になったら1泊2日で四国へ超大物を釣りに行こう! 一生懸命仕事しょーるんじゃけー1日ぐらい休んで釣りにいっても罰は当たらんで。」と言う有りがたい誘い(甘い言葉)に誘われて みずさん、かくゆう私(ちばちゃん)の2人が「超大物が釣れるんなら、行こうか。」とまんまと乗ったのであります。行き先はとりあえず四国、時間は9日夜11時にまこっちゃんの家に集合、「お〜、もう全部決まった(釣果まで?)。」

第一章 神様の忠告(9日)

 約束の夜11時に笠岡のまこっちゃんの家に集合。さあ出発だ!! と思った瞬間にみずさん(くそじじい)が一言「あ、ばっかんわすれた!」おいおおっさん、何しにいくんなら?「ちょっとわしの家へよってー」とゆうことで三人は一路福山のみずさんの家まで、二人は無言・・・・。(後でまこっちゃんに聞いたらキレていたらしい。どーりでぶっ飛んで福山へ運転しょーた。)気をとりなおして福山東インターから第一チェックポイント(伊予のジャンプ)を目指し出発しました。車内では、これからの二日間の釣行を前に少しづつハイになって行く三人でした。 やっと高速道路の終点、高速から降りて右折「やったー第一チェックポイント到着・・・?」ジャンプの看板が消えとるで!!。な、な、なんと休み。 三人は無言・・・・。「まっ、御荘の宮本師の店があるけー、えーか。」おーさすがみずさん、だてに歳はとってない、立ち直りが早い。まさかこれがこれからの釣行を暗示しているとは、三人とも知るよしもなく第二チェックポイントの宮本師の店へと出発したのであります。しかしこの段階では、どこに行くのか三人とも分かってない(正確には決まっていない)。神様この三匹の迷える子羊をゆるして下さい。

第二章 い、いかだが!?(10日)

 宮本師の店「みやもと」(なんと分かりやすい。)でえさを支度して、宮本師の「武者でグレがよー食いよるけん。」との忠告も聞かず、三人は御荘へ行くことにして出発。(まこっちゃん)「なーみずさん、タモの柄かしてー。」(みずさん)「えーど」 まこっちゃんは別荘(新館)下へ、みずさんはモリバナへ降りることに決定。え? 私、実は心の中では別荘下へ行こうと思っていたのですが、みず鼻いやモリバナへ降りる事になりました(とほほほ)。 まこっちゃんを別荘上で降ろして、二人は山を超えてモリバナへ、みずさんは、4回も転げながら(ちなみに私は転んでいません!)。二人の心臓は爆発寸前で到着。第一声が「あ!、筏が無い!!!」この前まで有った。正面の筏が無い。一番近い筏で約100mぐらいです。沈黙が、それでも二人は黙々と仕掛けを作る。このままこの荷物を持ってあの山道を帰る元気は無いし。その沈黙を破って一言「あ!タモの柄が無い!!!!。 「みずさんタモの柄は?」(みずさん)「まこっちゃんにかしたど!」明るくなって来た空が真っ暗に、二人のため息が「はぁ〜」。釣りをせんでも餌だけでも撒かんとこの坂は登れん、二人は無言のまま竿を出して開始それでもみずさんの第一投、続いてちばちゃんの第一投・・・・・・?ちばちゃんリールを一生懸命巻くが浮子はそのまま。「あ、糸が逆に巻いてある・・!!」もー私(ちばちゃん)は失神寸前。この日のためにレジャックスで道糸を巻き替えたのに、店員のヤツあろうことか道糸を逆に巻きやがった!! フグ、ベラ、フグ、ベラ、フグ、ベラ、あれチヌは!?。「もしもし、まこっちゃん?、食よーる?、え、グレ?、30ぐらい?、入れ食い?、こっち?、ぜんぜん!、行ってもえー?、ん〜行く!」と言うことで、二人は全速で別荘下へ。 (まこっちゃん)「どしたん?」(みずさん)「正面の筏がにゃー(無い)ど。あんぎゃーな所で食わんで」その後6時までここで竿を出して、三人でキープしたグレ25〜30cm約15枚、はげ30cm3枚、チヌは?。はよー飯でもくーて、風呂へ入って明日に備えよーや、宿毛の松沢商店へ。ここの地名知ってますか? 「藻津」と書いて「もくず」と読みます。終始みずさんは「もずく」と呼んでました(漢字勉強せーよ)。 三人の釣行が海のもくずと成りそうな、は〜!。

第三章 わしを置いて行ってくれ!?(11日AM)

 いびきの嵐(みずさん談)の一夜が明けて朝6時です。出船は7時にしてもらっていたのでゆっくりとした朝です?。まこっちゃん起きんの、ん? まこっちゃんの顔が赤く見るからしんどそうです。「どうもかぜがひどーなってしんどーていけん、今日は釣りは出来そうににゃーけー(ないから)みずさん、ちばちゃん二人で行ってき。わしはここで寝さしてもらうけー。」釣り人が釣りに行かんとは!。 みずさんとわたしは、二人で松沢商店の1号筏へ上がりました。二人で筏を貸切です。筏にあがってびっくり、な、な、なんと周囲が底まで丸見えです。「みずさん、さかながおらんのが丸見えじゃー! えさ取りすらおらんで!」(おいおい)竿を出す準備をしているとあれ? 雨、どんどん降り出してあっとゆうまにどしゃぶりお〜さむ! まこっちゃんどころかこっちまでかぜひくど。 竿を出して3時間ぐらいして筏の下へいかの群れが、すかさずちばちゃんは、エギを出したが早いかそく投入、するといかたちの群れがくもの子を散らしたように!?がっくり! 「えさか、エギぐらい見分けが付くぐらい水がすんどる!」今度はさっきみずさんが釣ったハリメで、あれ!、いかは?は〜。もうそろそろ12時です。(みずさん)「まこっちゃん大丈夫かのー。」(ちばちゃん)「かぜも出てきたけーそろそろあがろーか?」とゆうわけでなんとズーボ!! 港に帰っての第一声「船頭さん、風呂かしてー。」(おいおいおまえら風呂入りにきたんか。)

第四章 まこっちゃん入院か!?(11日PM)

 ふらふらのまっこちゃんを車に乗せて三人は高知経由で一路福山目指して、出発しました。宿毛を出で2時間、土佐市当たりで後ろの座席のまこっちゃんを見ると、顔が赤くまるで北別府(元広島カープ)状態です。話かけても意識もうろう状態です。急きょみずさんと病院を捜し土佐市民病院へ。診察に入って2時間、車で待つちばちゃんは、「こりゃ、入院か? でもまこっちゃんが入院したら来週は遊潮会で高知まで見舞い(釣り)に来れる?」などと不謹慎な事を思いながら、車でぐーぐー寝ていました(あーこわ)。病院から出てきたまこっちゃんはだいぶ元気を回復して「土佐市民病院の診察券もろーた。来週もう一度様子を見せに来んといけん。」と少しうれしそうでした?(でもみずさん、春野で松坂くんを見に行かんでえかったなー。行っとたらまこっちゃんに一生うらまれるとこじゃった。)土佐市から2時間笠岡のまこっちゃんの家まで到着。「どうもすいません。迷惑かけました。」まこっちゃんの家族の声に内心、かぜのまこっちゃんを連れ出した責任を感じました。まっえーか。なんとか無事に?四国半周の旅を終えて「なんか、旅行にいって風呂に入っただけじゃったのー」(2回も風呂に入った)みずさんの感想が心に残った釣行?でした。

後書き

 この内容は、フィクションではありません。(一部、脚色ありますが。)病気のまこっちゃんが早く回復する様、心からお祈り申し上げます。(あれ?)


以上(ちばちゃん)(1999. 2.15)